薬物乱用防止啓発ポスター展参加のお礼
令和4年1月吉日
京都府薬剤師会学校薬剤師部会
「薬物乱用防止啓発ポスター展参加のお礼」
京都府薬剤師会学校薬剤師部会
部会長 橋本和代
寒さ厳しい毎日となっております。皆様にはお変わりございませんでしょうか。平素は本会事業に格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、例年本会学校薬剤師部会の事業の一環として開催しておりました「薬物乱用防止啓発ポスター展」は令和2年については、コロナ禍で中止となっておりましたが、令和3年度は関係各所のご協力のもと再開することができました。
京都府下の小・中・高の学校17校123作品の応募をいただき学校関係の皆様には深く感謝申し上げます。
また、ポスター審査会では、関係機関の皆様にご足労頂き、無事各賞を決定することができ、深くお礼申し上げます。
例年1月に執り行っておりました表彰式については、新型コロナウイルスオミクロン株が心配されていることから、感染拡大を防ぐ意味からも開催せず、当部会ホームページにて結果報告をさせていただく事といたします。
今後も、薬物乱用防止に向け取り組んでまいりますので、ご協力いただきます様お願い申し上げます。
京都府学校薬剤師会学校薬剤師部会の活動にご協力いただき、ありがとうございます。
以下審査結果を報告いたします。
応募作品数 17校123作品
審 査 会 令和3年10月24日(日)京都府薬剤師会ホールにて
【審査員】
- 京都府健康福祉部薬務課長 土師 雅弘 様
- 京都府教育庁指導部保健体育課 参事 大上 裕之 様
- 京都府警察本部少年課少年サポートセンタ― 指導育成係長 辻 健 様
- (一社)京都府薬剤師会 会長 河上 英治
- (一社)京都府薬剤師会 学校薬剤師部会 部会長 橋本 和代
- (一社)京都府薬剤師会 学校薬剤師部会 副部会長 大町 佐千美
- (一社)京都府薬剤師会 学校薬剤師部会 評議員 立石 尚子 藤村 保夫 守谷 まさ子
【知事賞】
南丹市立園部中学校3年
【作品名・作品への思い】
今の幸せな変わらない日常を薬物に手を出してしまうことで戻らないものとなってしまわないように、身の周りの大切な人たちのことを思って思いをとどまってほしいです。
【審査員コメント:薬務課長土師様】
薬物乱用による依存の恐ろしさがよく表現できており、印象に残る作品です。深みに沈んだ薬物が丁寧に描かれ、青色のグラデーションが底の深さをよく表せています。
【京都府教育委員会教育長賞】
精華町立山田荘小学校6年
【作品名・作品への思い】
ポスターを見て薬物の効果による幸せと、家族や友達といれる本当の幸せはちがうし、薬物の幸せを取ってしまうと、本当の幸せは失いどちら片方しか取れないよ。ということをみんなにわかってもらったらうれしいです。
【審査員コメント:教育庁保健体育課参事大上様】
薬物乱用の危険性、有害性がよく表現できており、絶対にダメという事がよく表せている。
「本当の幸せ」の笑顔がとても明るく印象的でみんなに見守られ、包み込まれているという感じが伝わってくる作品です。
【京都府警察本部長賞】
南丹市立園部中学校2年
【作品名・作品への思い】
薬物乱用の危険性はすぐ身近にあるという注意喚起の思い
を込めました。薬物には様々な色や種類があってだまされやすいことを伝えたいです。
【審査員コメント:警察本部少年課 辻様】
薬物乱用防止防止は最初の1回。その乱用をいかに回避するかです。乱用しないにこしたことはない、ということは回復者もおっしゃっておられます。
本作品は、ダメ・ゼッタイを用いずに乱用の危うさが、普通の生徒さんのそばにもあることを感じさせてくれています。
また、増加が懸念される向精神薬と見える薬剤も描かれていますし、構図や配色にも工夫がうかがえます。
【京都府薬剤師会会長賞】
京丹波町立蒲生野中学校3年
【作品名・作品への思い】
薬物をやる前と後の生活の変化がわかるようにかきました。
【審査員コメント:薬剤師会会長河上】
「一度くらいなら」 と興味本位で薬に手を出すと「一度くらいなら」止めれるだろうと薬に手をだすとその一度で止めれなくなり、一生がだめになることをよく表せている。
図案も人生の明暗をよく表現できている。
【京都新聞賞】
南丹市立八木西小学校6年
【作品名・作品への思い】
学校で薬物の学習をしました。大麻はいろいろなおかしに変身していることも初めて知りました。使ってしまうと大事な未来がなくなってしまうからさそわれても使わないようにしたいです
【優秀賞】
【南丹市立八木西小学校5年】
薬物はぜったいにダメというのを伝えたい。一生ついてくるっていうのを伝えたい。
【京丹波町立蒲生野中学校2年】
最近新聞やニュースで、麻薬やコカインなどの薬物乱用の事件とかが増えていたり、中学生や高校生なども乱用するという話も増えていたので薬物などの乱用をできるだけ減らしたいと思ったし自分も薬物乱用は絶対にしないようにしようと思いました。
【京丹波町立蒲生野中学校3年】
このポスターを見て、薬物乱用前後で人はどう変わるのかを知って欲しい。そして薬物の恐ろしさを知ってもらいたい。
【京丹波町立蒲生野中学校3年】
薬物はとても恐ろしいものなので、どんなことがあっても絶対に使ってほしくない。
【京都府立亀岡高等学校1年】
薬物には依存性があり、たった一度やるだけで今も未来も奪われてしまいます。薬物の見た目や人からの誘いに騙されず、はっきりと断る意思をもちたいです。