京都府学校薬剤師会コーナー 12月号

関西、関西学院、同志社、立命館の4大学が、今春入学の1年生に行った違法薬物に関する意識調査(2万6450人に実施、回答率85%)において、「危険ドラッグの使用について回答者のうち1590人(7・1%)が「個人の自由だ」「1回くらいなら構わない」と答えていたことがわかった。(読売新聞記事より)大麻の入手について」尋ねたところ、簡単に手に入る、もしくは少々苦労しても手に入ると答えた割合が半数を超えた。大学1年生の回答は数か月前まで高校生であると考えると、学校薬剤師の薬教育や、薬物乱用防止教室の重要性を学校薬剤師自身が重く受け止め、実施していく必要があるのではないか? 1月11日(日)12時から、京都府薬剤師会館ホールにて、薬物乱用防止啓発ポスター展表彰式を開催します。その後、薬物乱用防止授業、危険ドラッグの健康被害及び法律について、話を聞いて頂ける良い機会です。奮ってご参加ください。

プログラム

12:00~12:45  啓発ポスター作品表彰式

13:00      研修会開会

13:05~13:45 「薬物乱用防止授業」会員発表

13:45~14:25 「大阪市薬物乱用防止授業」

        大阪市学校薬剤師会 西川節子先生

14:25~15:05 「京都府における薬物事犯と最近の話題」

        京都府警察本部 辻 健 様

15:10~16:40 「危険ドラッグによる健康被害と法規制について」

独立行政法人国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部・依存性薬物研究室 室長 舩田正彦様

<会務報告>(H26.11.16~H26.12.15)<会務予定>(H26.12.16~H27.1.15)
11月17日(月) 平成26度薬物乱用防止講習会      京都市:京都府民総合交流プラザ11月20日(木) 第65回全国学校給食研究協議大会  21日(金) 山口県:山口市民会館大ホール11月30日(日) 本部役員会 京都府薬剤師会館12月7日(日) 京都府学校薬剤師会
      薬物乱用防止啓ポスター展審査会      京都府薬剤師会館
1月11日(日)京都府学校薬剤師会
      薬物乱用防止発ポスター展表彰式1月11日 第3回会員研修会 京都府薬剤師会館      「薬物乱用防止」を中心に

京都府学校薬剤師会コーナー 11月号「祝! 文部科学大臣表彰」

祝! 文部科学大臣表彰 城南支部 大町佐千美先生、野村誠子先生

   京都府学校保健会表彰 与謝支部 井野義章先生、乙訓支部 小林忠幸先生
   おめでとうございました。これからもご活躍頂きますようにお願いいたします。

今月のお知らせ「府がくやく便り」ホームページ更新の知らせ

No.3

「福知山市を襲った8月豪雨災害において、市役所より浸水家屋に配布された資料を参照して記載します。学校など被害にあった場合、消毒薬の使用についてご参照下さい。」

No.4

平成26年学校薬剤師研修会報告 9月7日(日)13:00~16:55 「学校薬剤師業務の原点を考える」学校薬剤師業務の標準化を目指して と題して大村副会長から報告が上がっています。ご活用ください。

<会務報告>(H26.10.16~H26.11.15)<会務予定>(H26.11.16~H26.12.15)
10月19日(日) 平成26年度学校薬剤師研修会     岩手県:岩手医科大学循環器センター11月6日(木) 第64回全国学校薬剤師大会     石川県:ANAクラウンプラザホテル金沢11月6日(木) 第64回全国学校保健研究大会   7日(金) 石川県:石川県立音楽堂ほか11月13日(木) 第53回京都府学校保健研究大会     南丹市:園部公民館・国際交流会館11月17日(月) 平成26度薬物乱用防止講習会    京都市:京都府民総合交流プラザ11月20日(木) 第65回全国学校給食研究協議大会  21日(金) 山口県:山口市民会館大ホール12月7日(日) 京都府学校薬剤師会
    薬物乱用防止啓発ポスター展審査会1月11日(日)京都府学校薬剤師会
    薬物乱用防止啓発ポスター展表彰式

京都府学校薬剤師会コーナー 9月号「危険(脱法)ドラッグは毒物である!」

8月3日佐賀県にて学校薬剤師研修会が開催された。「学校薬剤師が知っておくべき薬物乱用の現在」と題して、同率行政法人国立精神・神経医療研究センターの和田清先生の話を伝えます。ここ数年の間に、乱用薬物の内容の変化が進んでいる。処方薬の乱用の他、「脱法ドラッグ」改め「危険ドラッグ」と呼ばれる薬物が、内容のバージョンアップを繰り返し、法の規制を潜り抜ける薬物として販売網を広げている。成分、用法・用量、毒性は不明のまま、日々、人体実験を行うに等しい。救急救命センターへ運ばれてくる人に、意識障害、幻覚・妄想、異常行動、頻脈、頻呼吸、横紋筋融解症から死亡例も出ている等多彩な身体症状及び強い依存性が見られ、患者の周辺の状況から危険ドラッグが使用された事が推察された。2011年から捕まる薬物から捕まらない薬物へ、一気にユーザーの選択が変化した。販売業者の取り締まりの強化も始まっているが、取り締まりが強まればインターネット販売店に顧客が集まるだけである。個人の健康・人生をダメにし、家族・友人・知人の人生をダメにするだけでなく社会をダメにする。薬物乱用防止の基本的視点「どうしてダメなのか?」を再確認する事が大切である。特効薬なし、日常生活をきちんとこなす事、普通の生活を送る事の重要性を話された。健康教育の一環として、薬物乱用防止啓発して頂くため本年も薬物乱用防止啓発ポスターコンクールを実施します。本年も学校での取り組みを進めて頂きますようにお願いいたします。

<会務報告>(H26.8.16~H26.9.15)<会務予定>(H26.9.16~H26.10.15)
8月22日(金) 第24回アルコール健康教育研修会  東京都:東京工科大学8月23日(土) 第23回薬物乱用防止教育研修会  東京都:東京工科大学9月7日(日) 平成26年度 全国学校薬剤師研修会  滋賀県:コラボしが2110月2・3日(木/金)学校環境衛生・薬事衛生研究協議会  岡山県 コンベンションセンター3・4日(金/土)アルコール・薬物依存関連学会  横浜市12・13日(土・日) 日本薬剤師会学術大会  山形県:ビッグウイング

京都府学校薬剤師会のコーナー 8月号

近畿学校保健連絡協議会において学校における健康診断から10年前に一旦無くなった検査「色覚異常」が任意で受ける事が出来るようになった話を伺った。「見えると言う事は、外の光が目の網膜に届き、そこにある・視細胞・が光を感じ取って、その情報を脳に伝える事で見えるのですが、視細胞には、色を感じとる働きをするものと、明るさを感じる働きをするものがあり、このうち、色を感じとる視細胞の働きに異常があると、色を見分けにくくなる。それが“色覚異常“ある。」色覚異常の検査を廃止した経緯は様々であるが、「色覚検査をすることは差別に繋がる」と言うものであった。一部に、色覚異常では就けない仕事があること、就くとハンディが大きい仕事、また、自分がわかっていれば大丈夫だという仕事がある事を知り、自身の力を発揮する場所を知る事。そのような特性を持った人が住みやすい世の中にしていく事が我々の大きな仕事である。

***薬物乱用防止啓発ポスター展開催しています。担当校へ参加して頂くようお願いします。***

危険ドラッグと言う名前になって、ますます事件・事故が多くなっています。大切ないのちを守るために、子どもの時代から得体のしれない物は身体に入れない事をしっかり教えていきましょう!

<会務報告>(H26.7.16~H26.8.15)<会務予定>(H26.8.16~H26.9.15)
7月24日(木)第36回近畿学校保健連絡協議会  京都市:京都府医師会館7月27日(日)近畿ブロック会議  京都市:メルパルク京都7月27日(日)第4回学校環境衛生研究協議会  京都市:メルパルク京都8月3日(日)平成26年度 全国学校薬剤師研修会  佐賀県:アバンセ8月22日(金) 第24回アルコール健康教育研修会  東京都:東京工科大学8月23日(土) 第23回薬物乱用防止教育研修会  東京都:東京工科大学9月7日(日) 平成26年度 全国学校薬剤師研修会  滋賀県:コラボしが21  

第4回学校環境衛生研究協議会で近畿代表和歌山県の西前先生からノロに関するパワーポイントを預かり、掲載しています。皆さんご覧ください。

京都府学校薬剤師会コーナー 5月

4月20日大阪にて、学校プールの管理講習会が開催されました。各支部1名の参加を呼びかけましたが、4名の参加でした。学校プールの管理に大切なろ過機の種類とその管理、プールに関係する疾病と予防、傷害について、水質管理、安全管理について講義されました。
次に4月24日日本薬剤師会学薬部会全国担当者会議が開催されました。はじめに文部科学省調査官の北垣先生から「学校保健の充実に向けて~学校薬剤師への期待とその役割~」と題してお話しがありました。学校保健安全法の再度見直しと、検査の完全実施、検査機器の充実の割合、定期検査の外注に関しては、「安かろう、悪かろう」では困る。そのために外部委託の業者を入れる場合は、委託要項にサンプリングやデータの出し方、検査後何日で結果を出す等、記載しておく事。
最新情報として、環境衛生検査でグレーの黒板に対応する色票が新たに出来た。今回初めて、学校給食の点検に従事する事が期待されていることのはなしをされました、共同調理場(調理委託を行う場合を含む)、共同調理場の受配校が対象、調理室には検査を行う人として入る。と言う事を再認識してください。安全、安心できる環境作り!「学校環境衛生を生かした保健教育」~小中高等学校で役立つ実践事例集の本が3月20日に出版。他報告として、平成26年度の事業計画、学校薬剤師制度60周年記念事業として、文部科学大臣表彰の推薦があること。学校薬剤師の支援啓発資材の予告(環境検査のDVD)日薬の会長が本年度変わると言う事で、今後日薬の学薬部会についても注目です。


<会務報告>(H26.3.14~ H26.4.15) 今月のホームページ内容:プール、日薬担当者会議報告
4月 6日 (日)新人研修会
4月20日 (日)平成26年度学校プール管理講習会(各支部から1名派遣依頼)(大阪)


<会務予定>(H26.4.15~H26.5.14)
5月15日 (木)学校保健委員会(京都府薬会館)
5月16日 (金)山口県学校環境衛生研究大会